「嵐」全員経験!相葉雅紀が連ドラ初主演

[ 2009年8月3日 06:00 ]

 「嵐」の相葉雅紀(26)が連続ドラマに初主演する。10月にスタートするテレビ朝日「マイガール」(金曜後11・15)で、元恋人を亡くし、自分に娘がいることを知る青年役。これで嵐のメンバー5人全員が、人気のバロメーターとも言える連ドラ主演を経験する。デビュー10周年を迎え、国民的スターへの道を着々と上り詰めている。

 相葉が演じるのは、6年前に別れた恋人・陽子のことを忘れられない笠間正宗。ある日、陽子の悲報とともに、5歳になる自分の娘コハルの存在を知り、一緒に暮らすことになる。原作は「週刊コミックバンチ」に連載中の佐原ミズさんの同名漫画で、正宗とコハルの交流が胸を打つ描写で描かれ人気となっている。
 相葉と言えば、嵐のムードメーカー。バラエティー番組などでは天真らんまんなキャラクターで知られる。亡き恋人と娘へのいちずな愛を貫くドラマでは、普段と違った一面が見られそうで「ストーリー自体はすごくせつないけど、前向きに進んでいく正宗の気持ちにはすんなり入っていけました。普段とはまったく違った相葉雅紀が見せられたらな、と思っています」と意気込みを語っている。
 これまでに約20作のテレビドラマに出演。今春には舞台「グリーンフィンガーズ」で、花を育てながら絶望の底から生きがいを見いだす天才庭師を演じ、難しい役どころで演技に磨きをかけた。
 今月末から始まる嵐の10周年記念ツアーを考慮して、通常より早めの8日にクランクインする。
 中川慎子プロデューサーは「正宗は6年間1人の女性を思い続けた男性。女性だったら誰もがあこがれる、そんな究極の愛を体現できるのは相葉さん以外考えられなかった」と起用理由を説明。「劇中では父親役という初めての顔を見せる一方で、20代半ばの男子ならではの人生の迷いや葛藤(かっとう)の中で、大人の男性としても一皮むけていく、魅力的な相葉さんの姿にも注目して」と話している。

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2009年8月3日のニュース