部屋に女性変死体…合成麻薬使用で押尾容疑者逮捕 

[ 2009年8月3日 21:26 ]

押尾学

契約に違反する行為…エイベックス 押尾学を“解雇”

 警視庁麻布署は3日、合成麻薬MDMAを使用したとして麻薬取締法違反の疑いで、俳優の押尾学容疑者(31)=川崎市=を逮捕した。女性死亡事案に絡み、署で事情聴取を受けた際、尿検査でMDMAの陽性反応が出た。
 麻布署によると、押尾容疑者は「2日に知人からもらった固形物を飲んだが、違法なものとは思っていなかった」と容疑を否認している。
 2日夜、東京都港区の高級マンション、六本木ヒルズの部屋で30代の女性が死亡していると119番があった。押尾容疑者はこの部屋で女性と一緒にいて、女性に異変を感じたため自分のマネジャーを呼び、その後部屋を立ち去った。マンションの防犯カメラには、押尾容疑者と女性が別々に建物に入る姿が写っていた。
 麻布署は3日午後、押尾容疑者から事情聴取。手が震えるなど薬物中毒の症状が見られたため、任意で尿検査をした。司法解剖の結果、女性は死後1日以内で外傷はなく、死因は不明。
 麻布署は今後、押尾容疑者の関係先を家宅捜索するなどして薬物の入手経路を捜査するとともに、女性が死亡した経緯についても調べる。
 所属事務所のエイベックス・マネジメントは3日、ホームページで押尾容疑者との契約解除を発表。「契約に違反する行為をした。詳細は追って報告する」としている。
 押尾容疑者は「LIV」というプロジェクト名で音楽活動をしてきたほか、映画やドラマにも出演。2006年11月に俳優の矢田亜希子と結婚した。

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2009年8月3日のニュース