“元トラック野郎”パパ荒川50歳の歌手デビュー

[ 2009年6月21日 18:04 ]

左から妻・荒川伊束子さん、パパ 荒川、長男・孝一くん
Photo By スポニチ

 24日にキングレコードからマキシシングル「こどもたちへ」でメジャーデビューするシンガー・ソングライター、パパ荒川(50)=本名・荒川勝治=が、父の日の21日、千代田区の相田みつを美術館でデビュー記念ライブを行った。

 同曲は、5児の父親の彼が、自らの子供たちにささげる家族のラブソングで、この楽曲と独特のしわがれ声が口コミで評判となり、秋川雅史の「千の風になって」をプロデュースした音楽プロデューサー・EDISON(エジソン)さんの目にとまりメジャーデビ
ューすることになったもの。
 「ようやく今年6月24日にデビューが決まりました。相田みつをさんの作品の中で“はでっかく、根は深く”という大好きな詩があるんですが、音楽という夢を追い続けてきた僕にとってとても共感できる詩でした。昔から相田みつをさんのファンでしたので、この相田みつを美術館でライブができて大変うれしく思います」とあいさつしながらデビュー曲など全5曲を熱唱した。
 会場には、愛妻の荒川伊束子(いつこ)さんと小学校6年の長男・孝一くんも駆けつけ、伊束子さんは「誰からも好かれる思いやりのある歌手になってほしい」と熱いエールを送り、孝一くんも「最初は信じられなかったけど、うれしいです」と、親子でデビューを喜び合った。
 不動産会社の営業や肉体労働などの仕事を経て、30歳からトラック運転手になり、10年前からは都内で深夜トラックを運転してきたが、デビューが決まったのを機にその仕事をやめ、今後は歌手ひとすじに頑張るそうで、「僕の歌を聴いてくれた人たちに元気を与えることができ、感動してもらえるような歌を歌っていきたい。僕はパパなので、パパらしく皆さんに愛されるようなアーティストになりたい」と話していた。

続きを表示

2009年6月21日のニュース