「あぶない刑事」「相棒」…長谷部安春監督が死去

[ 2009年6月21日 06:00 ]

肺炎のため亡くなった長谷部安春監督

 「あぶない刑事」(87年)、「相棒」などの人気ドラマを手掛けた映画監督の長谷部安春(はせべ・やすはる)さんが14日午後5時7分、肺炎のため神奈川県内の病院で死去した。77歳。東京都出身。葬儀・告別式は親族で済ませた。喪主は妻多嘉子(たかこ)さん。

 長谷部さんは早大卒業後、日活で「野良猫ロック」シリーズなどアクション映画を中心に活躍した。80年に独立。最近は長男で作家のハセベバクシンオー氏の小説が原作で、今年3月に公開された映画「鑑識・米沢守の事件簿」の監督を務めた。
 「西部警察」などで仕事をした渡哲也(67)は「“大都会”の時に松田優作さんと衝突して言い争うほど血気盛んな人だった。元気なイメージしかないのでショックです」。「相棒」に出演した寺脇康文(47)は「監督のものまねをさせていただき喜んでいただけたことが大きな思い出」とコメントした。

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2009年6月21日のニュース