「人間失格」主演の生田斗真「狂っていきたいです」

[ 2009年6月18日 18:04 ]

 太宰治生誕100年の今年に撮影される映画「人間失格」(来年初春、全国公開)の製作発表会見が18日、東京都内で行われ、映画初出演ながら葉蔵役で主演の生田斗真と荒戸源次郎監督らがあいさつに立った。

 この日発表された共演陣から伊勢谷友介(悪友の堀木役)、寺島しのぶ(葉蔵と心中する常子)、小池栄子(葉蔵と暮らす静子)、室井滋(薬店の主人・寿)、森田剛(詩人中原中也)、大楠道代(バーのマダム律子)、三田佳子(津軽の療養先で葉蔵を世話する鉄)も出席した。
 生田は「先日、(東京の)三鷹にある太宰治さんのお墓参りをして、必ず素晴らしい映画を撮りますと宣言してきました。小説に任せて狂っていきたいです」と語り、荒戸監督は「身に余るんですけれど、失格できませんので、合格したいと思ってやらせていただきます」と話した。7月にクランクインする。

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