ディズニー新作は最強、最速犬「ボルト」

[ 2009年4月30日 06:00 ]

 世界最速男がジャマイカのボルトなら、今年の夏はディズニーの“最強犬”ボルトが映画界を席巻する。1930年から10匹を超えるワンちゃんキャラクターを輩出してきた同社にとっても究極のスーパー・ドッグ。その名も「ボルト」という作品で、米国ではジョン・トラボルタ(55)、日本では佐々木蔵之介(41)が声優に挑んだ。

 アニメ、実写と次々と斬新な作品で話題をさらうディズニーが、この夏、最新のデジタル3Dで世に放つのが「ボルト」だ。「トイ・ストーリー」(95年)から「ウォーリー」(08年)まで世界を魅了し続けるジョン・ラセター(52)が自ら製作総指揮に当たった“超必犬作”。ハリウッドのスター犬(オスのアメリカン・ホワイト・シェパード)が主人公だ。
 ドラマの中で、少女ベニーを守るためにスーパーパワーで悪を退治するボルト。そんな設定を現実と錯覚しているワンちゃんがひょんなことからすべてが虚構だと知ってしまい…。ベニーが注いでくれた愛も果たしてウソだったのか?それを確かめるために旅に出るボルトのセンチメンタルジャーニーだ。
 米国でもトラボルタが声優に初挑戦して話題を呼んだが、日本語吹き替え版も豪華。ボルトの声を佐々木、ともに旅をする捨て猫「ミトンズ」を江角マキコ(42)、そしてハムスターの「ライノ」をキャイ~ンの天野ひろゆき(39)が担当した。
 佐々木は「ディズニー映画は子供から大人まで幅広く楽しんでもらえる。そんな主人公役はうれしかった。小学3年と2年のおいっ子と幼稚園児のめいっ子に見てもらいたい」と笑顔。江角も「子供(4歳の長女)とそのお友達に見てほしい」とママの顔。天野も「ミトンズに歌舞伎調でまくしたてるシーンに注目してください」とアピールした。8月1日公開。

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2009年4月30日のニュース