あゆ 渋谷にひょっこり登場!八千人が見物

[ 2009年4月8日 06:00 ]

浜崎あゆみ(写真手前の金髪女性)は渋谷109前でのイベントから引き上げる際、ファンが握手を求めて殺到した

 歌手の浜崎あゆみ(30)が7日、東京・渋谷109前で単行本「Ayuのデジデジ日記2000―2009A」(講談社)の発売記念イベントを行った。事前告知をしなかったため、驚いた見物客が集まり約8000人(主催者発表)が殺到。警備員70人の対応で混乱は免れ、浜崎は「また会いましょう。バイバイ」とご機嫌で会場を後にした。

 渋谷に“生あゆ”が登場したのはデビュー翌年の99年、シングル「A」を発売した際にタワーレコード渋谷店を訪れて以来。当時はコギャルのカリスマ的存在だったが、10年間でトップアーティストに上り詰め、渋谷は老若男女でにぎわった。
 浜崎の乗ったワゴン車が会場横に止まるとファンが殺到。一時は車道に人があふれたが、スタッフにガードされながら午後3時15分にイベントスペースに登壇。「あゆ~」と悲鳴にも似た歓声に「うれしい。ありがとう」と手を振って応えた。
 単行本の表紙の巨大パネルにサインをし、ファンをバックに記念撮影。「すてきな本を作ってもらったから、楽しんで読んでほしい。また会いましょう。バイバイ」とあいさつし、歌うことはなく3分で会場を後にした。
 会場やその付近に足を止めたのは約8000人。武道館コンサートでの客席数にあたる人数で、引き揚げる浜崎に握手を求めようとした人たちが重なるように倒れそうになる場面もあった。
 イベント前には午後2時30分にTSUTAYA、同2時45分にHMV、同3時にタワーレコード(いずれも渋谷店)とCD販売店を連続訪問。自身の最新アルバム「NEXT LEVEL」の陳列スペースにあるパネルにサインして回った。こちらも事前告知なしのサプライズで、店から店へ車で移動する浜崎を走って追いかけるファンの姿も。浜崎はファンの握手にも気軽に応じ「だいぶ長い間、渋谷を歩いていなかったのでうれしい。ファンとも近い距離で接することができてよかった」と話した。また、11日からの全国ツアーについて「史上最大、最長ツアーをやるので、お楽しみに」と呼びかけた。

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2009年4月8日のニュース