松本幸四郎を篠山紀信氏が“激写”

[ 2009年2月9日 06:00 ]

 東京・銀座の歌舞伎座「三月大歌舞伎」の演目が通し狂言「元禄忠臣蔵」に決まり、松本幸四郎(66)が「最後の大評定」「大石最後の一日」の2幕で大石内蔵助を演じる。来年4月で閉館する歌舞伎座の「さよなら公演」記念で、歌舞伎座での同通し狂言は20年ぶり。篠山紀信氏(68)が幸四郎の扮装写真を初めて手掛けた。今後、ポスターやチラシに使われる。幸四郎は「“最後の大評定”では明け渡した赤穂城に別れを告げる場面があります。歌舞伎座への別れの気持ちを込めて務めさせていただきたい」と抱負。「今の歌舞伎界は忠臣蔵のよう。四十七士は初志を貫きましたが、われわれも新しい歌舞伎座に戻ってきたとき、どんな芝居をお見せできるか。初志が問われると思います」と話している。3月2日初日。

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2009年2月9日のニュース