「紅白視聴率」首位の羞恥心!“本家”は低調

[ 2009年1月6日 06:00 ]

 昨年大みそかに放送されたNHK紅白歌合戦の歌手別瞬間最高視聴率トップは羞恥心 with Paboの47・8%(関東地区)だった。

 ビデオリサーチの調査を基にしたスポニチ集計によると、瞬間最高は、番組最後に全歌手をダイジェストで振り返った時の50・0%。53組の歌手別では羞恥心らに、フジテレビの中村仁美アナウンサー(29)らを加えた「クイズ!ヘキサゴン2」の出演者が結集した午後10時29分に記録。メンバーの上地雄輔(29)は「うれしい!多くの人に見ていただいたことを忘れず、これからも頑張っていきたい」と気を引き締めている。
 国民的番組の頂点にタレントを送り込んだフジテレビだが、羞恥心のラストステージを目玉にした特番「クイズ!ヘキサゴン2超クイズパレード!」(2日放送)は平均視聴率12・1%にとどまった。テレビ界も“おバカとハサミは使いよう”という明暗の分かれる結果となった。
 ほかに紅白の初出場組では前半トップの「藤岡藤巻と大橋のぞみ」の40・5%をはじめ、ジェロが45%(全体4位)、水谷豊が43・6%(同6位)と軒並み高視聴率を記録。後半の歌手別最高視聴率では全歌手が40%を超えるという近年では異例の快挙を達成。視聴率はトリに向けてじわじわと上がっていくのが例年のパターンだが、今年は前半に“ポニョ”で上げ、後半のトップにPerfumeとジェロ(27)の初顔コンビを据え、羞恥心で中押しするなどピークを分けた。毎年30%台に1度は落ちる午後11時前後をMr・ChildrenやSMAP、北島三郎ら大物、常連組をズラリそろえた構成も功を奏したようだ。

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2009年1月6日のニュース