内証にして～坂本冬美ゲリラライブ“一瞬口パク”

新曲「アジアの海賊」の発売を記念してゲリラライブを敢行した坂本冬美（中央右）と、作詞作曲を手掛けた中村あゆみ（同左）

　演歌歌手坂本冬美が、ロック歌手中村あゆみ作詞作曲の新曲「アジアの海賊」の発売（７日）を記念し、中村と一緒に東京・新宿の歌舞伎町の広場でゲリラライブを敢行。約５００人が突然のステージに手拍子を送った。

　場所はネオンに囲まれた新宿コマ劇場跡前の広場。坂本の登場直前、特設照明が消える不具合が起き、ライブはやや遅れてスタート。坂本が黒のズボンと着物姿でさっそうとステージに上がり、歌い出すと、今度はマイクが不調で口パク状態に。
　間もなく復旧すると坂本は「家に帰っても、このことは近所の人には言わないようにね」と笑わせ、よさこいソーランのノリとロックを融合させた新曲を熱唱。間奏から中村も参加して「ヨイヤサッ、ヨイヤサッ」とイキのいい合いの手で盛り上げた。