幸四郎 密着番組で「素顔の私」見て

[ 2008年12月13日 06:00 ]

「幸四郎弁慶 夢に舞う!」の完成報告会見を行った松本幸四郎

 歌舞伎俳優の松本幸四郎(66)を追った静岡朝日テレビ開局30周年記念番組「幸四郎弁慶 夢に舞う!密着700日 家族とともに勧進帳千回」(テレビ朝日系21日、後2・00)の完成報告会見が12日、都内で行われた。

 10月15日に奈良の東大寺で「勧進帳」1000回公演を達成するまでの幸四郎に、約2年間密着したドキュメンタリー。幸四郎は「舞台に立っている場面以外は全部、素顔の私です」とアピールした。

 その言葉通り、都内の自宅にまでカメラが入り、幸四郎がカーペットを掃除する姿や、一家のにぎやかな正月の祝宴までを撮影。俳優の森繁久弥(95)やヤンキースの松井秀喜(34)が歌舞伎座の楽屋を訪問したときの貴重なシーンもある。

 番組のハイライトとなる東大寺での「勧進帳」については「前日のリハーサルが大雨で大変だったことを思い出します」としみじみ。紀子夫人(63)をはじめ、松本紀保(37)市川染五郎(35)松たか子(31)の子供たちの“生の声”も収められており、幸四郎の人間像を浮かび上がらせている。

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2008年12月13日のニュース