破局報道の妻夫木意味深?「今は幸せ」

[ 2008年12月13日 06:00 ]

NHK大河ドラマ「天地人」の主役を演じる妻夫木聡(左)から「篤姫」の宮崎あおいへ米俵が贈られ,お返しに宮崎から薩摩揚げを。

 14日に最終回を迎えるNHK大河ドラマ「篤姫」の宮崎あおい(23)と次回作「天地人」(来年1月4日スタート)に主演する妻夫木聡(28)が12日、東京・渋谷のNHKでバトンタッチのセレモニーを行った。柴咲コウ(27)との破局報道後、初の公の場となった妻夫木は、取材陣の破局に関する質問に思わず顔をこわばらせる場面もあった。

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 2人の仲が壊れたことを知ってか知らずか、宮崎は「私は(篤姫の収録の)1年2カ月、最高に幸せだったので…幸せになってください!」といきなり意味深なエール。これには妻夫木も驚いた様子で「うふふ」と笑うだけだった。

 さらに「本当に素晴らしい現場だと感じたので、いろんな人とお芝居をして、どんどんどんどん素敵になってください。楽しみにしています」と話す宮崎に、妻夫木は「1年の期間は初めてで不安もあるが、NHKのスタッフが温かいし、キャストのみんなとも毎日のようにお酒を飲んでいろんな意見を交換して、今、僕自身も幸せなんです。あおいちゃんのように幸せになれるように、いい作品を作っていきたい」と笑顔で応えた。

 宮崎がさつま揚げ、妻夫木が新潟県南魚沼産のコシヒカリというそれぞれの大河ゆかりの地の名産品を交換しての写真撮影。その後、例年なら取材陣との質疑応答があるはずだが、破局の影響なのか、今年は記者とのやり取りは一切なし。NHK側は「“天地人”の収録の合間に行ったため時間が取れなかった」と説明した。

 約5分のセレモニー後、スタジオを後にする妻夫木に「柴咲さんとの交際はどうなりました?」という記者からの質問が飛ぶと、それまでの笑顔から一転、来年の主役の顔が一瞬ひきつる場面も。しかし、質問には最後まで答えることなく、スタッフに守られて立ち去った。

 ≪妻夫木演じるのは「愛」の武将≫妻夫木は戦国武将の上杉景勝の家臣・直江兼続を演じる。直江はかぶとに「愛」の文字を掲げていたことでも知られる。織田信長役には歌手の吉川晃司(43)。NHKでは85年の紅白歌合戦で、ギターを燃やすなどして、一時“出入り禁止”になったことがあり、大河抜てきが話題となった。また、伊達政宗の正室役でモデルの杏(22)が時代劇初挑戦。父で俳優の渡辺謙(49)が87年の大河ドラマ「独眼竜政宗」に伊達政宗役で主演しており、こちらも注目されている。

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2008年12月13日のニュース