5万人が感涙!舞台「三丁目の夕日」千秋楽

[ 2008年11月29日 06:00 ]

無事に舞台を終え互いをねぎらう(左から)篠田三郎、三田佳子、左とん平、スポーツニッポン新聞社・山本進社長、音無美紀子

 スポーツニッポン新聞社が創刊60周年記念事業の一環として主催した舞台「三丁目の夕日」が28日、東京・浜町の明治座で千秋楽を迎えた。今月3日の初日から40公演、約5万人の観客が、昭和30年代の下町商店街を舞台にした人情劇に涙した。

 主演の三田佳子(67)、篠田三郎(59)、左とん平(71)ら出演者が勢ぞろいした特別カーテンコールでは、観客がスタンディングオベーション。青春時代を思い出したのか「ありがとう!」と叫ぶ男性もいた。花束を贈られ感激した三田は「いつもはしないんですが…」とマイクを握りあいさつ。「いいお客さまに支えられ1カ月、頑張ってこられました。みんな、毎回“これが初めて”と新鮮な気持ちで演じました」と頭を下げた。
 幕が下りた後、ステージ上では、本紙の山本進社長が「素晴らしい舞台をありがとうございました」とキャストに感謝。最後は三本締めで公演を締めくくった。三田は、別れを惜しんで号泣する娘役の国分佐智子(31)、須藤温子(25)らに「またやりましょうね」と声をかけ、がっちり握手。「また三丁目に帰ってきたい」と第2弾にも意欲をみせた。

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2008年11月29日のニュース