「すべて失った」羽賀研二被告、地裁判決前心境つづる

[ 2008年11月28日 06:43 ]

 「仕事、信用、人間関係、すべてを失った」。詐欺と恐喝未遂罪に問われたタレント羽賀研二被告(47)は、28日の大阪地裁判決を前に心境をつづった。「心に穴が開いたような悔しく、重苦しい気持ち」とも。逮捕から1年5カ月、無罪を主張し続けた。

 弁護人を通じて出された書面はA4用紙2枚。自筆でびっしりと書き込まれていた。それによると、仕事はなくなって収入は激減し、妻と読書したり、友人と話し合ったりしているという。今後は「応援してくれた方には人生を通じて恩返ししたい」としている。
 公判はことし5月にいったん結審したが、羽賀被告側が申請した証人尋問が認められ再開。9月の最終弁論では「とにかく疑いを晴らしたい。真実の見極めをお願いしたい」と涙を流して訴えていた。

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2008年11月28日のニュース