ロックの“殿堂”閉店へ スピリットはネットで継承

[ 2008年11月14日 14:49 ]

 ロック関連グッズ約3万点が並ぶ東京・原宿の専門店「ロックンロールミュージアム」。来日ミュージシャンもお忍びで立ち寄り、20年以上の歴史を持つ“ロックの殿堂”だったが、来年1月18日で閉店が決まった。今後は、インターネットでの販売に絞るという。

 「地価高騰で決断しましたが、スピリットは残ります。ウェブ上で継承していきたい」と、宣伝企画担当の金子ヒロムさん(44)。
 ミュージアムは、エルビス・プレスリーの専門店「ラブミーテンダー」、ビートルズの品を扱う「ゲットバック」、ローリング・ストーンズ公認のジャンパーまで開発した「ギミーシェルター」の3店舗で構成。
 プレスリーが公演で首に巻いた青いスカーフ、ビートルズが爆発的な人気を得る直前のサイン…。レアなアイテムが店内にひしめく。英国の人気バンド、オアシスも訪れたことがあるそうだ。

 1月のプレスリー誕生日に合わせ米国からグッズを取り寄せるなど、閉店までイベントが用意されている。

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2008年11月14日のニュース