40周年の日吉ミミ え~?135周年ソング

[ 2008年10月28日 20:25 ]

ガッチリ握手の(左から)荒木とよひさ、日吉ミミ、平尾昌晃

 「男と女のお話」の大ヒットで知られ、今年でデビュー40周年を迎えた歌手・日吉ミミ(61)が、7年ぶりのニュー・シングル「言の葉の夢」を今月22日にビクターエンタテインメントから発売したのを記念して28日、東京・港区のサウンドシティスタジオで新曲披露イベントを行った。

 作家生活45年の荒木とよひさ(65)が作詞し、音楽生活50年の平尾昌晃(70)が作曲。日吉と3人合わせて135周年となり、昭和生まれの世代に夢を与える応援歌だ。
 いまも色あせない琥珀色のボーカルで新曲を聴かせた日吉は「こういうところで新曲をお披露目するのは初めてですので、とても緊張しています。久々にとてもすてきな歌にめぐり合えたので、また昔やったようにレコード屋さんの店頭で1枚1枚、皆さんに知っていただくキャンペーンをやっていきたいと思っています。40年をひと区切りにして、一からの旅立ちとして頑張っていきたい」とあいさつ。
 作詞家、作曲家の両氏も駆けつけ、平尾は「ミミちゃんは、いつも気になる女性、個性
的な歌手でしたが、40周年記念で久しぶりにシングルを出すというお話があったので、またミミ節が聴きたいなと思いました。ただ単にミミ節を聴くのではなくて、1950年、60年、70年代のおしゃれな歌謡曲が最近ないので、みんなが口ずさめて、しかも昔のおしゃれな時代のよさといまのフィーリングがミックスした曲でいまのミミ節を出してもらえれば、同世代の人たちへのメッセージにもなるし、そういう同世代の人たちにも歌
ってもらいたいと思ってつくりました。『夢の続きの まだ続き~』というこの詞にほれこみました」。
 荒木さんは「日吉さん40年、僕が45年、平尾先生が50年、合わせて135年になりますが、日吉さんに書いていながら僕ら昭和で生きてきた男と女、そこにめがけて、自分自身もそうだよという意味合いを歌っていただきました」と語った。
 久々の新曲に意欲満々の日吉は「この詞には、奥深いものを感じました。この詞を見たときに私にぴったりだなと思いましたが、でもこの詞にぴったり合う人がいっぱいいるはずだからそれを皆さんに送れるように歌えばいいかなと思って歌いました。もう1回、初心に帰って、皆さんにこの曲を聴いていただくために全国を行脚したい」と話していた。

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2008年10月28日のニュース