草刈民代 ローラン・プティと夢のコラボ

[ 2008年10月7日 19:59 ]

記者会見する草刈民代

 1996年公開の大ヒット映画「Shall we ダンス?」(周防正行監督作品)に主演して「日本アカデミー賞最優秀主演女優賞」などに輝いた人気バレリーナ・草刈民代(43)が、来年4月の全国公演「ESPRIT~エスプリ~Les Ballets de Roland Petit~ローラン・プティの世界~」をプロデュースすることになり7日、都内で制作発表を行った。

 草刈自らが企画、プロデュース、出演するバレエ公演。2003年に捻挫で左足首を痛めて以来、十八番の『白鳥の湖』を満足に踊れなくなったという。「もしかしたら踊りを通してできることはすべてやってしまったのではないかなと思い、踊りに区切りをつけて次の道に行こうというのがきっかけになった」と、同公演を最後にバレリーナを引退することを決意した。
 その最後を飾る同公演は、世界的振付家、ローラン・プティ(84)が全プログラムの振付を担当し、ルイジ・ボニーノ、マッシモ・ムッル、リエンツ・チャン、イーゴリ・コルプという世界的ダンサーたちと共演。プティは彼女が尊敬する振付家で、「ローラン・プティ先生の作品は、見ている人にその情景や関係性を通して、人の心の動きが(踊りを通して)伝わるというのが一番の魅力です」と話した。
 公演スケジュールは、来年4月5日の愛知・愛知県芸術劇場を皮切りに、同23、24日の両日の東京・Bunkamuraオーチャードホールまで全国11都市で全12公演を予定。

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2008年10月7日のニュース