中村勘三郎 襲名後初「浅草」感慨

[ 2008年10月2日 06:00 ]

 中村勘三郎(53)が座頭を務める平成中村座の「仮名手本忠臣蔵」の公開稽古が1日、上演される東京・浅草寺境内の特設劇場で行われた。片岡仁左衛門(64)が平成中村座に初参加。勘三郎は「慕っている兄貴が出てくれます」と大喜びで、仁左衛門も「舞台もユニークでワクワクする」と興奮気味に話した。勘三郎にとって浅草公演は襲名後初めてで「またここに帰ってこれた」と感慨深げ。きょう2日初日。11月には同所で「隅田川続俤 法界坊」(11月1日初日)が上演。また、浅草寺では江戸の街並みを再現した「奥山風景」がスタートし、2人はテープカットに臨んだ。

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2008年10月2日のニュース