エコ曲「僕にできること」世界中でカバー

[ 2008年7月9日 06:00 ]

 洞爺湖サミットに合わせて発売されたエコソング「僕にできること」(作詞荒木とよひさ、作曲宮川彬良)がアジアの歌手によって歌い継がれる。ソプラノ歌手の雨谷麻世(46)が2日にリリース。売り上げの収益などは苗木募金「森づくり讃歌My Mai Tree」に寄付される。

 韓国の人気ユニット「ポジション」と、90年のNHK紅白歌合戦に出場したモンゴルのオユンナ(32)がそれぞれ現地語でカバーして来年3月に発売。欧米、インドからも「カバーしたい」との要望があり世界的なエコソングとして広がりをみせそうだ。
 5月に75歳でエベレスト登頂に成功した三浦雄一郎さんが同曲の広告塔を買って出ている。三浦さんはサッカー日本代表の岡田武史監督らが属するNPO法人「グローバル・スポーツ・アライアンス」の理事長。同法人が推奨する「エコプレー」の精神が雨谷の環境保護活動に一致するとして、三浦さんが書いたCDの推薦文がレコード店などに掲げられており、スポーツ界からも強力なバックアップを受けている。

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2008年7月9日のニュース