織田裕二 打倒五輪!学園ドラマで勝負

[ 2008年7月2日 06:00 ]

湘南が舞台のフジテレビ「太陽と海の教室」に主演し、神奈川県藤沢市の片瀬海岸の海開きセレモニーに出席した織田裕二(左から2人目)と生徒役の北乃きい(左)、岡田将生(右から2人目)

 7月にスタートする新ドラマの会見が1日、相次いで行われた。今クール放送中に開催される北京五輪との視聴率争いへの言及を避けるキャストが多い中、フジテレビ「太陽と海の教室」(7月21日スタート、月曜後9・00)主演で、世界陸上のキャスターを長年務める織田裕二(40)は意気軒高。「(陸上選手に)“あの夏は織田にやられた”と言われるようにしたい。勝ちます」と断言した。

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 ロケ地の神奈川・片瀬海岸の海開きに合わせて行われた制作発表。織田の口は滑らかだった。
 報道陣から8月8日に開幕する北京五輪との視聴率争いについて聞かれると、「北京五輪がライバルなら勝ちます。自信あります」とキッパリ。97年からTBSで世界陸上のキャスターを務め、熱い進行ぶりが有名。陸上の日本代表選手とも親交があり、「彼ら(代表選手)に“あの夏は織田にやられた”と言われるように頑張ります」と闘志をむき出しにした。さらに「なめられないようにしたい」とも付け加え、「厄年だが、役者には役がつくという意味でいい」と語った。
 「視聴者が旅行などに出掛けてしまう夏休み期間と重なり当たらない」と言われてきた7月クールのドラマ。今年は五輪の影響を指摘する見方も出ている。五輪は国民的関心事であり、民放各局にとっては数十億と言われる金をつぎこんで放映権を取得した有力コンテンツ。ドラマの出演者たちが五輪ライバル論を展開するのは異例だ。
 織田は神奈川県出身で同県の桐蔭学園高校を卒業。地元で行われたイベントだけにボルテージが上がったようだ。1000人以上を前に「ここ湘南は地元の海でもあります。20年前、“(87年の映画)湘南暴走族”でデビューし、今度は教師として帰ってきました」と感慨深げだった。
 一方、目薬のCMの「キターッ!」など、織田のものまねで人気の山本高広(33)について「僕は笑えない。一過性で、すぐいなくなっちゃうんじゃないか、食っていけるのか心配になる」と話した。

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2008年7月2日のニュース