勘三郎太鼓判!野田版オペラと歌舞伎融合

[ 2008年6月26日 06:00 ]

「八月納涼大歌舞伎」の製作発表を行った(前列左から)中村福助、中村勘三郎、坂東三津五郎(中列左から)坂東彌十郎、中村扇雀、中村橋之助(後列左から)中村七之助、中村勘太郎

 東京・銀座の歌舞伎座で行われる「八月納涼大歌舞伎」の製作発表が25日都内で行われ、中村勘三郎(53)、坂東三津五郎(52)、中村福助(47)らが出席した。

 1990年に始まった「納涼歌舞伎」も19年目。今回の目玉は人気劇作家の野田秀樹氏(52)が、オペラ「アイーダ」を歌舞伎に翻案した「野田版 愛陀姫(あいだひめ)」。野田氏の歌舞伎は3作目となるが、勘三郎は「今回は笑いよりシリアス。でも脚本は本当に面白い」と話した。
 5月にドイツのベルリンで歌舞伎公演を行った際、宿泊したホテルの下に「アイーダ号」という船が停泊。「これは運命だと思った。欧州公演も大盛況で、その熱をそのまま持ち込みたいね」と抱負。8月9日から。

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2008年6月26日のニュース