「寅さん40周年」TVドラマ初DVD化

[ 2008年5月28日 06:00 ]

「男はつらいよ」40周年プロジェクト発表会に出席した山田洋次監督(左)、倍賞千恵子

 故渥美清さん(享年68)が主演したシリーズ映画「男はつらいよ」の40周年記念プロジェクト発表会が27日、都内で行われた。北米での特集上映や、第17作「寅次郎夕焼け小焼け」が世界8都市で巡回上映されることが決定。また、テレビドラマ版がDVD発売される。

 8月4日の命日には渥美さんの十三回忌を控えている。今年3月10日には生誕80年を迎えた。映画は69年の第1作の公開から40周年に向かう。さまざまなメモリアルが重なり、寅さんも「おいちゃ~ん、ただいま」とばかりに帰ってくる。
 会見で山田洋次監督(76)は「先行き不透明な時代。寅さんの言葉を聞きながら、人生って捨てたもんじゃないって思ってもらえるとうれしい」と話した。妹のさくら役の倍賞千恵子(66)も「玉手箱のような作品でした」と振り返った。
 同プロジェクトでは、シリーズ全48作を高画質、高音質で再収録したHDリマスター版DVDを8月27日から順次リリース。
 同時に、68~69年にフジテレビが放送したテレビドラマ版も初DVD化。過去にビデオで発売されたが、現在は廃盤状態。現存している映像は、第1話と最終回の第26話だけといい、1本のDVDとして発売。寅さんがハブにかまれて毒死する“伝説”の映像がよみがえる。
 さらに海外展開も計画。シリーズ10作品を集めた特集上映をニューヨークなど北米10都市で実施。過去に世界各地の映画祭で上映されたことはあったが、大規模な特集上映は初めてとなる。
 また故太地喜和子さん(享年48)がマドンナを演じた第17作「―寅次郎夕焼け小焼け」がパリ、ロンドン、トロントなど世界8都市で巡回上映。日本と海外の映画文化の橋渡しとして貢献した「川喜多かしこ生誕100年記念」の事業として、故黒澤明監督、故今村昌平監督らの作品とともに世界を回る。
 山田監督は「1作目を撮った時はまさかこんなに続くとは思わなかった」。ただ、続編の製作については「寅さんがおじいさんになっても撮ることはできた。でも渥美さんがいないからしようがないよね」と構想自体も否定した。

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