パルムドールは「クラス」/カンヌ映画祭

[ 2008年5月26日 07:50 ]

 第61回カンヌ国際映画祭は25日夜(日本時間26日未明)、最高賞「パルムドール」にフランスのローラン・カンテ監督の作品「クラス」を選び、閉幕した。

 木村佳乃と伊勢谷友介が出演した「ブラインドネス」(フェルナンド・メイレレス監督)は受賞を逃した。
 「クラス」は、フランスのある中学校で、家庭の事情や言葉の壁、本人の素行など問題を抱える生徒を相手に教師が奮闘する物語。
 他の主な賞は次の通り。(敬称略)
 グランプリ(大賞)=「ゴモラ」(マッテオ・ガローネ監督)▽第61回特別賞 カトリーヌ・ドヌーブ「クリスマス・テール」、クリント・イーストウッド「エクスチェンジ」▽監督賞 ヌリ・ビルゲ・ジェイラン「スリー・モンキーズ」▽男優賞 ベニチオ・デルトロ「チェ」▽女優賞 サンドラ・コルベローニ「リナ・デ・パッセ」▽審査員賞 「イル・ディーボ」(パオロ・ソレンティーノ監督)▽脚本賞 ダルデンヌ兄弟「ロルナの沈黙」(共同)

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2008年5月26日のニュース