芥川賞・平野啓一郎氏がモデルと結婚

[ 2008年3月30日 06:00 ]

明治神宮で挙式した芥川賞作家の平野啓一郎氏とモデルの春香

 京都大学在学中の99年に「日蝕」で第120回芥川賞を当時最年少タイの23歳で受賞した作家の平野啓一郎氏(32)とモデルでデザイナーとしても活躍する春香(はるか=32)が29日、東京・渋谷区の明治神宮で挙式した。2年前にパーティーで出会い、同じ愛知県出身ということもあって意気投合。順調に愛をはぐくみ最良の日を迎えた。

 芥川賞受賞後も幅広く活動を展開する文壇の寵(ちょう)児が、正統派の誉れ高い人気モデルのハートを射止めた。関係者によれば、出会いは06年。あるファッションブランドが開催したパーティーが運命の場となった。会話を交わした2人は同じ愛知県の出身で、しかも誕生日が2日違いの同学年であることが判明して意気投合。これが縁となって交際が始まった。
 約2年間の愛を実らせてのゴールイン。式が行われた29日の東京は、ちょっぴり寒さがぶり返した感じだったが、明治神宮は別。新婦の名前のような“春の香り”が漂い、両家の親族が見守る中、新郎新婦が神前で厳かに永遠の愛を誓った。
 平野氏は「日蝕」「一月物語」「葬送」のロマンチック3部作を書き終えた後も、「顔のない裸体たち」「あなたが、いなかった、あなた」といった力作を精力的に発表。今年から最年少で「三島由紀夫賞」の選考委員に就任することも決まっている。
 一方の春香はカネボウ化粧品のイメージモデルを10年以上も続け、多くのファッション誌に登場。今春からは雑誌「GRACE」(世界文化社)のカバーモデルを務めている。結婚を意識したのか、昨年にはウエディングドレスブランド「BIANCAROSA BY HARUKA」を立ち上げて、デザイナーとしても話題を呼んだ。
 関係者によれば、春香は妊娠はしておらず、仕事は続けるという。30日には都内のホテルに双方の友人らを招き、結婚披露宴を行う。

 ◆平野 啓一郎(ひらの・けいいちろう)1975年(昭50)6月22日、愛知県生まれの32歳。デビュー作「日蝕」で芥川賞を受賞し「三島由紀夫の再来」などと呼ばれる。05年には文化庁の文化大使として1年間フランスに滞在。NHK「トップランナー」「つながるテレビ@ヒューマン」などに出演。趣味はジャズ、ギター。新書は「本の読み方 スロー・リーディングの実践」など。

 ◆春香(はるか)本名は非公表。1975年(昭50)6月24日、愛知県生まれの32歳。大学在学中にスカウトされ、95年からモデル活動。カネボウのイメージモデルを長く務める。05年から3年間、雑誌「Domani」の専属カバーを務め、今春からは「GRACE」の表紙を飾っている。1メートル73。血液型AB。

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