米倉 刑事から一転、今度は悪女役

[ 2008年3月27日 06:00 ]

テレビ朝日のドラマ「氷の華」の撮影でピアノの演奏シーンに臨む米倉涼子

 女優の米倉涼子(32)がテレビ朝日開局50周年記念ドラマスペシャル「氷の華」(08年放送)に主演する。最高視聴率16・7%を記録した「交渉人~THE NEGOTIATOR~」の女刑事から一転、完全犯罪をねらう悪女に変ぼうする。

 62歳の作家天野節子氏のデビュー作が原作。07年に幻冬舎から刊行された同名ミステリーで、10社以上による映像化争奪戦の末、同局が獲得。医師の夫(堺雅人)を持つ美人ピアニスト・恭子(米倉)が、夫の愛人を名乗る女性からの電話をきっかけに転落、犯罪に手を染めることに。

 「黒革の手帖」「けものみち」など松本清張作品に続く悪女役。「森光子さんが“悪女って(日ごろできない)いろいろなことができていいわよね”と話されていたのですが、今回も新しい引き出しができそうで楽しみ」とやる気満々だ。

 26日、前橋市内でピアノの演奏シーンを撮影。エキストラ約800人の前でショパンの「革命」を披露した。

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2008年3月27日のニュース