郷ひろみ ファンに新曲選んで~!

[ 2008年3月27日 06:00 ]

新シングルの楽曲をファン投票で決めることになった郷ひろみ

 歌手の郷ひろみ(52)が、今年初めてとなる新シングルの楽曲をファン投票で決めることになった。歌謡史上でも珍しい試みで、ファンに決定権を委ねた郷は「今回はまさに“まな板の上の郷”です」と、冒険企画に心を躍らせている。

 伝説の渋谷ゲリラライブ、松田聖子とのデュエットCDなど、ぶっ飛び企画が多い郷が、これまたユニークな新曲を出してくる。

 ファンの投票で楽曲を決めるのは、5月14日に発売する今年初のシングルCD。所属するソニー・ミュージックエンタテインメントのホームページで4曲の候補作のサビの部分が流され、中から表題となる1曲を同ホームページの公開投票で選ぶ。

 ソニーによると、今年初めからシングルの選曲に入ったものの、どれも甲乙つけがたく、郷本人も4曲ともレコーディング。「せっかくこれだけの素晴らしい楽曲が集まったのだから、どの曲を聴いてみたいかファンの意見を聞いてみたいね」との発案から、公開投票によるシングル曲決定というアイデアが生まれた。

 デビュー37年、シングル85作目にして初めての企画。候補曲はバラードの「ありのままでそばにいて」「このメロディだけは…」「Reverse~どうしてこんなに~」と、ヒップホップに挑戦した「君だけを」の4作品。先入観を排除するため作詞作曲者は非公表にし、投票は今月28日から来月3日までの1週間。選ばれなかった楽曲も6月に発売予定のアルバムには収録する。

 郷は「採用されなかったとしてもアルバムには間違いなく入れるからがっかりしないで。どの曲になるか楽しみで心境はまさに“まな板の上の郷”」とノリノリ。このシングル曲を引っさげ、6月1日から約60公演の全国ツアーを敢行する。

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2008年3月27日のニュース