山田まりや“質素”挙式も幸せ絶頂

[ 2008年3月6日 06:00 ]

山田まりやの頬にキスをする草野徹

 女優の山田まりや(28)と俳優の草野徹(40)が5日、東京・港区の青山迎賓館で挙式した。バージンロードでは離婚した父親に代わり、所属事務所の野田義治社長(61)がエスコート。披露宴では、2人と親交の深いゴスペラーズが熱唱し、山田は感激のあまり涙。仏滅挙式となったが、山田の誕生日とあって幸せいっぱいのウエディングとなった。

 野田社長による乾杯のあいさつに続き、ゴスペラーズがヒット曲「ひとり」をアカペラで熱唱。たった一つのこと約束したんだ これから二度と離さないと…。美しいハーモニーが溶け合う究極のラブバラードに山田は大粒の涙を流した。
 終盤では野田社長に「今日の私があるのは社長のおかげ。これまでの感謝を一生かけて返していきたい。これからも私のお父さんでいてください。子供ができたら一緒に遊んでくれるおじいちゃんになってください」と泣きながら感謝の手紙を読み上げた。122人の出席者の多くが、もらい泣きだ。
 草野は自身がベーシストを務める音楽グループ「アポロ・ボーイズ」の仲間と、誕生日の新婦のため内証で用意した「ハッピーバースデー」を熱唱。山田は感激しながらも「旦那が間違えなくてよかった」と話し、出席者の笑いを誘う場面も。俳優仲間の高橋克典(43)と篠井英介(49)が祝辞を述べた。
 「安く済むから」と仏滅を気にせず、婚約指輪はペアで12万円。お色直しも1回。友人らが歌で盛り上げ、笑い声に包まれた手作りのアットホームなパーティー。引き出物はワインとパンケーキのほか、「アポロ・ボーイズ」のDVDも入り、山田はしっかりと伴侶をPR。
 ウエディングドレス選びが3日夜にやっと決まるバタバタぶりだったが、披露宴を終えた山田は「結婚式ってこんなにも楽しいとは思わなかった。死ぬまでにあと10回ぐらいやりたい」と興奮。草野は「忙しくて眠れない日もあったから、正直ホッとした」と語った。
 山田の弟の高校卒業が決まったことで結婚を決意した2人。この日は卒業式でもあり、終了後に高校から駆けつけられるよう夕方からの挙式だった。婚姻届は先月14日のバレンタインデーに提出し、都内のマンションで新婚生活をスタート。山田は「今からあらためてお金をため直す。2年ぐらいはお仕事を頑張りたい」とし、しばらく子づくりはお預けの方針だ。

 ◇主な出席者 ゴスペラーズ、高橋克典、木の実ナナ、川島なお美、篠井英介、南部虎弾、梶原しげる、雛形あきこ、はるな愛

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2008年3月6日のニュース