ゴンも絶賛!ルー語録から歌のヒント

[ 2008年2月27日 06:00 ]

ラップグループ「アルファ」のジャケット写真

 「魂のエース」と呼ばれた元ロッテマリーンズの黒木知宏氏(34)やジュビロ磐田の中山雅史(40)らが絶賛している歌がある。ヒップホップグループ「アルファ」が歌う「Life is once」。ルー大柴(54)の座右の銘から命名した異色のメッセージソング。現在渡米中の黒木氏はスポニチ本紙に「あきらめない、悔いを残さない…。今の自分に必要な歌」と、コメントを寄せた。

 「Life is once」は、人生1度きりの意味。昨年秋「アルファ」がルー大柴と一緒に仕事をした際、世界中を放浪し、浮き沈みの激しい芸能界を生き抜いてきたルーが、30歳になったメンバー3人に「決して忘れないように」と伝えた言葉だった。
 今年、結成10周年を迎えた3人は、大きな節目となる新曲のタイトルをルーからもらったこの言葉に決定。歌詞を作ろうとした時「ジョニー」の愛称で親しまれた黒木氏が引退し、新たな人生をマウンド同様の“真っ向勝負”で挑もうとしていることを知り、その不屈の魂と30歳になった自分たちの今後への意気込みを照らし合わせ、一気に書き上げた。
 当たり前に 変わり映えの無い 日々の生活に意味と正解を 見出して 限りある 一度きりの日々を生きよう――。
 抑えたテンポにしっかり乗った歌詞は、闘い続ける男たちの胸に響いた。黒木氏は「この歌を初めて聴いた時から歌詞もリズムも心に響き、胸が高鳴った。いま米国で自分自身を見つめる旅をしていて、ホテルの中、移動の車中でも毎日聴いています。“あきらめない 悔いを残さない…”という歌詞はまさに今の自分に一番必要なことだから」とコメント。
 サッカーのスイスリーグ・FCバーゼルで活躍中の中田浩二(28)も「最近この曲にはまっている」。このほか、ジュビロの中山や格闘家の武蔵(35)ら挫折と栄光を味わった一流のスポーツ選手たちが絶賛している。
 こうした支持の広がりにメンバーは「自分たちが尊敬する人たちから共感されてとてもうれしいです。1人でも多くの人に届けば」と話している。

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2008年2月27日のニュース