米国の小売りでアップル2位浮上

[ 2008年2月27日 10:08 ]

 米電子機器大手アップルが展開する有料配信サイト「アイチューンズ・ストア」が2007年に米音楽小売業者として2位に浮上したことが、米調査会社NPDグループのまとめで26日分かった。トップは06年に続き小売り最大手ウォルマート・ストアーズ。

 アップルは06年の4位から順位を上げた。07年の3位は米家電量販店最大手ベストバイ(前年2位)、4位は米小売り大手ターゲット(同3位)。5位は前年に引き続き米インターネット小売り大手アマゾン・コムだった。
 NPDグループによると、米国での楽曲の販売は、減少が続くCDからインターネットを通じた楽曲のダウンロードにシフト。十代の若者層で特にこうした傾向が顕著だった。店頭販売中心の小売業者が苦戦する中、若者に人気のデジタル携帯プレーヤー、iPod(アイポッド)を軸にオンライン向けに特化して配信事業を展開したアップルは堅調だった。(共同)

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2008年2月27日のニュース