押尾パパ　ＣＭ出演で養育費稼ぐゼ！

ボクシングトレーニングを重ねた押尾学はフォトセッションでファイティングポーズ

　歌手で俳優の押尾学（２９）が、格闘技やトレーニング用品のブランド「ボディメーカー」のイメージキャラクターに起用され、会見が１５日、都内で行われた。報道陣の前に登場したのは１年１０カ月ぶり。女優の矢田亜希子（２９）と結婚し、長男が誕生してから初めて。愛息に「りあむ（Ｌｉａｍ）」と命名したことを公表し、「お風呂の担当は僕」とすっかりパパの顔になっていた。

　グレーのスーツにネクタイを締めた正装。左手薬指には結婚指輪がキラリ。久々に取材カメラのフラッシュを浴びた感想を聞かれ「うれしいし、びっくりしています。来ていただいてありがとうございます」と笑顔であいさつした。
　公の場は、０６年３月に洋画「ラストデイズ」の試写会に出席して以来。同年１１月１３日に矢田と結婚し、昨年１１月１９日に第１子となる男児が誕生。この間は、ライブ活動や、自身のブログで近況を報告する程度だった。
　イメージキャラクターを引き受けた理由について「子供が生まれて飯食わさなきゃいけないんで」とニヤリ。長男については「かわいいですよ。たぶんイケメン。骨格も目も、今のところ僕に似てます」と目尻を下げ、「お風呂は僕が入れてるんです。おむつ替えも（矢田と）一緒にやってます」と良き父親ぶりを明かした。
　長男の名前の公表を促されると、「Ｌｉａｍ」と帰国子女らしく流ちょうな英語で発音。聞き取れない取材陣に「Ｌ・Ｉ・Ａ・Ｍ！」とアルファベットで解説。戸籍上は「りあむ」という。「意味は特にない」としたが、ロック好きだけに、英ロックバンド「オアシス」の看板ボーカル、リアム・ギャラガー（３５）から名付けた可能性もある。
　ポスターなどの撮影に向けて、昨年１１月下旬から約１カ月間、トレーニングと食事制限で体を絞った。矢田からは「よく頑張ってるね」と言われたという。
　一部では格闘家デビューも噂されたが「一ファンとして見ているのが好き。怖くてできない」と否定。以前の奔放で強気なイメージからは一転して「僕も人間なんで、いつもとがってるわけではない。普通の人です」とし「息子が格闘技？いやですね。普通にのびのびと育ってほしい」と穏やかな表情で話した。
　米国での活動に向けて日本とロサンゼルスを行き来しており、「今年も自分の夢に向かって挑戦していきたい」と抱負を語った。