「嵐」大野が自作フィギュア個展

[ 2008年1月12日 06:00 ]

 人気グループ「嵐」の大野智(27)が自作のフィギュアなどを展示する個展「FREESTYLE」を、2月21日から東京・表参道ヒルズ「スペースO(オー)」で開催する。ジャニーズ事務所のタレントがアート作品の個展を開くのは初めて。作品の写真集も同8日に発売される。

 展示物は黒人やネーティブ・アメリカン風の頭部フィギュア(約5センチ)100点や、人物画などの絵画25点、自身の顔をかたどったオブジェなど3点と、自ら撮った作品写真で計約150点。ジャニーズ事務所の所属タレントでは元「男闘呼組」の岡本健一(38)が写真展を開いているが、アートの個展は初。
 「図画工作や美術だけは成績が良かった」と笑顔。アイドルとして多忙な日々を送る中、約10年にわたり作り続けてきた。99年に「嵐」でデビューする前の98年ごろ、ジャニーズJrの一員として舞台の仕事で長期滞在した京都で仲間に影響されて絵を描き始めた。イラストレーターになろうと考えたこともあったという。リアルさを求める中で「じゃあ粘土で(立体物を)作ろう」と考え、フィギュア制作にも手を広げた。個展用にスプレーによるグラフィックアートにも挑戦。高さ3メートル、幅6メートルの大作だ。
 テレビ番組やアイドル誌で作品写真を公開したことはあるが、メンバーに見せることもまれ。あくまで趣味として1人で楽しんできた。しかし作品がたまるにつれて「生で見てほしい」と欲が出てきたようだ。
 個展開催中に大野が参加するイベントが開かれるか未定だが、「来てくれる人の反応が見てみたい。隠れて見に行こうかな」といたずらっぽく笑った。入場無料で2月29日まで。

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2008年1月12日のニュース