平原綾香熱唱!“宇宙へ届ける歌”

[ 2008年1月12日 20:21 ]

「星つむぎの歌」が完成した感想を語る平原綾香と財津和夫

 星空への思いを歌にして宇宙へ届けよう――。山梨県立科学館(甲府市)が全国から公募した一行詞をつなぎ合わせて作った詞に歌手の財津和夫が曲を付けた「星つむぎの歌」が完成し、歌手の平原綾香らが12日、同科学館で初めて披露した。23日にシングルCDが発売される。

 宇宙航空研究開発機構が公募で詩を作るプロジェクト「宇宙連詩」の山梨版。同県山梨市出身で映画「千と千尋の神隠し」の主題歌を作詞した覚和歌子さんが最初の一行を作った。
 全国から2000を超える応募作品があり、覚さんが選考に当たった。みんなで歌った方が多くの人の心に残ると考え、財津らに曲づくりを頼んだ。
 宇宙飛行士で中学時代を甲府市で過ごした土井隆雄さんにCDを贈る。今年夏には、国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」にもCDを積み込む計画だ。
 詞の応募者らとの合唱には財津も加わった。平原は「一行一行かみしめながら歌った。本当に幸せ」と話した。

続きを表示

2008年1月12日のニュース