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“ハマのタイソン”田中空が4戦目で初タイトル 壮絶な打撃戦で4回TKO勝ち 東洋太平洋王座獲得

[ 2025年6月19日 19:50 ]

プロボクシング 東洋太平洋ウエルター級王座決定戦   同級3位 小畑武尊(ダッシュ東保)<12回戦>同級7位 田中空(大橋) ( 2025年6月19日    東京・大田区総合体育館 )

<OPBF東洋太平洋ウエルター級王座決定戦12回戦 田中空vs小畑武尊>4回TKO勝ちを収めた田中(撮影・松永 柊斗) 
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 “ハマのタイソン”田中空(24=大橋)がプロ4戦目で初タイトルを獲得した。WBO世界ウエルター級タイトルマッチのセミファイナルで行われた東洋太平洋ウエルター級王座決定戦で、元日本同級暫定王者の小畑武尊(26=ダッシュ東保)に4回2分1秒TKO勝ちした。

 試合開始から壮絶な打撃戦となった。田中が前進して左右のフックを振るい、小畑が打ち終わりやガードの隙を狙ってパンチを打ち込む展開。2回からは田中がロープ際へ詰めて連打を見舞うシーンが増え、小畑のカウンターをもらいながらも強烈な左フック、右ストレートで何度も顔をはね上げた。4回、田中の猛攻を小畑が防げなくなるとレフェリーがたまらず試合をストップ。デビューから4連続KOでの戴冠を果たした。

 3歳から元プロボクサーの父・強士トレーナーの指導を受け、アマでは武相高―東洋大で5冠に輝いた。元統一世界ヘビー級王者マイク・タイソン(米国)が憧れで、自身も強打を武器に昨年6月の6回戦プロデビューから3連続KO勝ち。この日のメインで世界挑戦する佐々木尽(八王子中屋)が返上した東洋太平洋王座への挑戦が決まっていた。

 リング上のインタビューではまず「自分は前に行って打ち合うのがスタイル。小畑選手が1ラウンドから気持ちがムチャクチャ強くて、おかげで良い試合をすることができました」と小畑に感謝。ストップのタイミングについて「いつ止められるのが分からなくて、本当に打ち合いを楽しんでいたという感じです」と答えると、場内はどよめいた。「どこかでストップで行けたら理想だったので、4ラウンドでこの結果になったのは凄くうれしい。タイトルがプロで一番の目標だった。チャンスをいただいて(大橋秀行)会長に感謝します」と話した。

 18日の前日計量後には、プロデビュー後の昨年7月に高校時代から交際していた女性と結婚したことを明かし「結婚してさらに頑張らないと、という気持ちが強くなった」と責任感を口にしていた。「妻にはいろいろサポートしてもらった。これからも上を目指して頑張ります」とはにかんだ。

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