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【RIZIN】浜崎朱加 涙の判定勝利で4強入り!連敗脱出に安ど「無事に勝ててホッとしています」

[ 2022年7月31日 20:48 ]

RIZIN.37   〇浜崎朱加ージェシカ・アギラー● ( 2022年7月31日    さいたまスーパーアリーナ )

終始試合をコントロールした浜崎が判定勝利(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 総合格闘技イベント「RIZIN.37」が31日にさいたまスーパーアリーナで開催された。セミファイナルでは今大会から開幕した女子スーパーアトム級ワールドグランプリトーナメント1回戦で浜崎朱加(AACC)がジェシカ・アギラー(メキシコ)に3ー0の判定勝利で4強入りを決めた。

 1R開始早々にタックルからテイクダウンを奪った浜崎。その後、スタンディングの展開で左の三日月蹴りで相手が下がるとパンチをまとめてグラウンドの展開になるが決めきれず終了。2Rも開始早々にタックルを決めてテイクダウンを奪う。その後もスタンディングの展開でも優勢に進めた。3Rもタックルを決めて、マウントポジションからパンチやヒジを振り落とすが仕留めきれず試合終了。判定で勝利して涙を流した。

 試合後のマイクで「連敗が続いていて、その中でジェシカ選手との試合でした。自分の中で変なプレッシャーを感じて臨みました。無事に勝ててホッとしています」と連敗脱出に安ど。「本当に支えてくれたセコンドの皆や仲間に感謝を伝えたいです」と仲間に感謝した。

 最後は「勝って泣くのが久しぶりで何かすいません。準決勝は誰とやるかわからないですけど、勝って決勝に進みたいと思います」と意気込んで締めた。

 両者は11年3月に「DEEP JEWELS」対戦が決まっていた。しかし試合当日に東日本大震災が発生し、中止となった。11年の時が経ち、両者の対戦が再び決まった。浜崎は「運命を感じる」と話していた。

 昨年大みそか、今年4月に伊沢星花に連敗を喫して女子スーパーアトム級王者からも陥落した。「もう一回リベンジはしたい気持ちもある」と言いつつもまずはトーナメント1回戦に集中した。自身初の2連敗を喫した再起戦。「大きな怪我もなく、しっかり調整して調子もいいので楽しみです」と万全コンディションで”運命の相手”アギラーを下し、伊沢へのリベンジに向けてベスト4へ駒を進めた。

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2022年7月31日のニュース