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太田忍「ペース持っていかれた」レスリング技通じず完敗 勝った元谷友貴は次戦の相手に朝倉海を要求

[ 2022年7月31日 17:31 ]

<RIZIN37>元谷友貴(右)に太田忍がタックルするが膝を合わされる(撮影・篠原岳夫)
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 格闘技イベント「RIZIN.37」が31日、さいたまスーパーアリーナで開催された。第7試合、リオ五輪レスリング・グレコローマン59キロ級銀メダリストの太田忍(28=パラエストラ柏)は、元谷友貴(32=フリー)に判定0―3で敗れた。

 1Rはタックルでテイクダウンを奪って“がぶり”の体勢からフロントチョークを繰り出すなど、レスリング技を中心に主導権を握った。しかし2R以降はパウンドを浴びたりアームロックを決められそうになったりと、「バンタム級四天王」元谷の技術に苦しめられる展開に。「1Rは自分のしたいことができたけど2、3Rは完全にペースを持っていかれた」と悔しがった。

 今後の試合については「すぐにでもやりたいと思っている。今回は負けたけど全然諦めてないので、トップになりたいという気持ちには変わりない」と前向き。「今のままでは目指しているところにまだまだ届かない」と巻き返しを誓った。

 勝った元谷は「勝てたのはうれしいけど悔しい。もっと圧倒したかったけど強かった」と太田の強さを認め、KOできなかったことを悔やんだ。それでも「地力の差はあった」と自信を見せ、次に戦いたい相手を問われると「朝倉海選手、お願いします」と挑戦を希望した。

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