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9年ぶりフライ級で判定負けの所英男、ネットの声に涙「泣きそうです」

[ 2022年7月31日 21:04 ]

<RIZIN37>所英男は寝技に持ち込み、神龍誠の決定打を許さず(撮影・篠原岳夫)
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 総合格闘技イベント「RIZIN.37」は31日、さいたまスーパーアリーナで開催され、第12試合のフライ級ワンマッチでは所英男(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)がDEEP王者の神龍誠(神龍ワールドジム)に0―3の判定で敗れた。

 今回がプロ68戦目だったベテランは「何もできなくて、何もやらせてもらえなくて…神龍選手は強かったなと。ひとことで言うと悔しいです」と唇をかんだ。9年ぶりのフライ級での戦いについては「何とも言えない。何もなかった試合になってしまったので、現実は厳しいなと…厳しいっすね」と繰り返した。

 試合後、控え室にあいさつに訪れた神龍から「まだ辞めない下さい」と言われたことを明かし、「うれしかったのと、恥ずかしかったのと…神龍選手は好青年で強かったです」と複雑な表情。報道陣からネットに「RIZINには所英男が必要」という声が寄せられていること知らされると、「うれしいです。泣きそうです」と絶句し、涙を流した。

 今後については「勝てば道が広がると思っていたので、勝つのが第1目標だった。難しいですね。自分で閉じちゃった感じです」と明言を避けた。

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2022年7月31日のニュース