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【RIZIN】浅倉カンナ パク・シウに判定負け…完封されて前回のトーナメント覇者が1回戦で姿消す

[ 2022年7月31日 19:06 ]

RIZIN.37   ●浅倉カンナーパク・シウ〇 ( 2022年7月31日    さいたまスーパーアリーナ )

パク・シウ(左)が浅倉を完封して判定勝ち(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 総合格闘技イベント「RIZIN.37」が31日にさいたまスーパーアリーナで開催された。今大会から開幕した女子スーパーアトム級ワールドグランプリトーナメントで浅倉カンナ(パラエストラ松戸)はパク・シウ(韓国)に0ー3判定負けで1回戦で姿を消した。

 試合は相手の打撃を被弾しつつもタックルを狙うが切られてしまう浅倉。なかなか自分のペースで試合を進められず、2R終盤にはテイクダウンを奪われてしまう。一度はスタンディングの組みの展開で相手のヒザ蹴りを被弾。3Rには相手に腕十字を取られそうになるが回避も相手の蹴り上げを被弾。その後もスタンディングで相手のパンチのコンビネーションを被弾するなど一方的な展開で試合終了。判定で敗れてリングを降りた。

 勝利したパクは試合後のマイクで「今日は来てくださって本当にありがとうございます。パク・シウはこれからです。これからどんどん練習して強くなります」とファンへメッセージを送った。

 5年前となる17年の女子スーパーアトム級トーナメントを制したのは浅倉だった。しかし、海外から浜崎朱加が戻ってきたりや超新星の伊沢星花が登場するなど苦しい5年間となった。今年は「やり切る」と覚悟を決めてトーナメントに出場。

 1回戦の相手であるパクとは一緒に練習していた時期もあったため「良くも悪くも強さと怖さを知っている」と相手の強さも理解していた。2度目のトーナメント制覇へ「今回は全力でやってその結果が勝ちにつながると思う。テーマは全力です」と抱負を語っていたが1回戦敗退となった。

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