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井上尚弥 29歳の誕生日に決意新た「まだまだ29歳」 いとこ・井上浩樹作の似顔絵公開

[ 2022年4月10日 14:53 ]

井上尚弥インスタグラム(@naoyainoue_410)より

 プロボクシングWBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)が10日、自身のSNSを更新。29歳の誕生日を迎え、決意をしたためた。

 インスタグラムでは「29歳になりました まだまだ29歳です どんどん突き進みます 未だ見ぬ景色を見に行きましょう」と記し、ガッツポーズのする自身の画像を投稿。ツイッターでは「お!まだ29歳だ!よしゃ!頑張ろ!よろしく!」と添えて、元WBOアジア・パシフィック&日本スーパーライト級王者で2月に活動を再開した、いとこの井上浩樹(29=大橋)による似顔絵を投稿した。浩樹は20年7月の日本王座2度目の防衛戦で永田大士(三迫)に7回負傷TKO負けして王座陥落。翌日にSNSで引退を表明し、活動を休止。その後プロの漫画家としても活動し、昨年8月には単行本「闘え!コウキくん」(ステキブックス)も出版した。

 尚弥は9日にさいたまスーパーアリーナで行われたプロボクシングのWBA・IBF世界ミドル級王座統一戦12回戦を、試合会場でゲスト解説として生観戦。WBA世界同級スーパー王者・村田諒太(36=帝拳)が元3団体統一王者でIBF世界同級王者のゲンナジー・ゴロフキン(40=カザフスタン)に9回途中TKOで敗れ、王座から陥落した。井上は「自分もモチベーションになった」と刺激を受けた様子で、村田と同じ舞台で6月7日にノニト・ドネアとの再戦へ闘志を燃やした。

 2年7カ月ぶりの再戦となることに「再戦は自分のキャリアの中では初めてのこと。自分としては何が何でも勝たなきゃいけない試合」と決意を口にした。「約3年前、ここ、さいたまスーパーアリーナで一度激突しているので、2カ月後に、またここでドネアと対戦できることを自分は今から楽しみに頑張りたい」と心待ちにした。

 前回の対戦では12回まで戦い判定勝ちだった井上は「手の打ちも全て分かっている状態。自分は13ラウンド目からのスタートという、今回テーマとして、最初から倒すつもりでいくので、今回は判定にならない」と言い切った。そして「今日の試合でパワーをもらったので、後2カ月頑張りたい」と意気込んだ。

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