帝拳ジム・本田会長　村田の引退も示唆「勝っても負けても最後のつもりでやったと思うよ」

WBA・IBF世界ミドル級王座統一戦12回戦   〇ゲンナジー・ゴロフキン　TKO9回2分11秒　●村田諒太 （ 2022年4月9日    さいたまスーパーアリーナ ）

試合後、ゲンナジー・ゴロフキンに敗れ引き揚げる村田諒太。左は帝拳ジムの本田明彦会長　
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　帝拳ジムの本田会長は「村田は100％の力を発揮してくれた」と愛弟子の奮闘を称え、「村田の精神力、パンチ力、体の強さは一流。そこで勝負できればと思ったけど、ゴロフキンが戦法を変えてきた。そこが経験の違い、引き出しの多さの違い」と振り返った。

　日本ボクシング史上最大のビッグマッチは内容の濃い試合となり、イベントとして成功したことに「プロモーターとしては村田にもゴロフキンにも感謝しかない」とし、村田の去就については明言を避けたが、「勝っても負けても最後のつもりでやったと思うよ」と引退する可能性も示唆した。