田中、再び金星!リオ銅ボクサーに判定勝ちでメダル王手「相手がメダリストだろうと関係ない」

東京五輪第9日　ボクシング男子フライ級2回戦 （ 2021年7月31日    両国国技館 ）

男子フライ級2回戦でリオ銅メダリストを破った田中（右）（AP）
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　男子フライ級2回戦で田中亮明（27＝中京高教）が準々決勝に進んだ。

　田中が16年リオ五輪銅メダリストを下し準々決勝へ駒を進めた。序盤から積極的な攻めを見せ、右ジャブや左ボディーをヒット。胡建関の出血のため、2回途中で終了も判定で勝利をつかんだ。1回戦でリオ銀のフィノルリバス（ベネズエラ）を撃破したのに続く金星。田中は「自分は腹をくくって前に出るだけ。相手がメダリストだろうと関係ない」と言い切った。

　弟で元世界3階級制覇王者の恒成（畑中）は後援者宅でテレビ観戦。「気持ちを熱くしてくれる闘いだった。パーフェクトでした」と兄を称えた。次戦に勝ち、メダル獲得なら男子フライ級では日本勢61年ぶり。田中は「まだ終わっていない。次は相手を倒したい」と力強かった。