井岡タトゥー問題 厳重注意処分もルール変更なし、JBC“クリーム”基準新設示唆

[ 2021年1月23日 05:30 ]

2度目の防衛に成功した田中戦で、左腕のタトゥーが露出していたことが問題視されているWBO世界スーパーフライ級王者の井岡(右)
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 日本ボクシングコミッション(JBC)は22日、WBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(31=Ambition)が左腕のタトゥーを露出して試合を行った問題で、井岡と管理責任者である所属ジムの木谷卓也会長(47)を厳重注意処分にしたと発表した。21日に開催された倫理委員会で決定した。

 井岡は昨年大みそかに行われた2度目の防衛戦で田中恒成(25=畑中)に8回TKO勝ちして王座を守ったが、試合中に左腕のファンデーションがはがれ落ち、タトゥーが見える状態のまま試合を続けた。このことがJBCルール第95条の2号に抵触するとして問題視されていた。

 JBCは井岡陣営に対して試合前日に指導し、当日の控室で係員が立ち会ってファンデーションを塗ったことは確認しており、安河内剛事務局長は「JBCにおいても管理を徹底すべきであった」とチェックの甘さを認めた。今後の対応として「同様なケースにおいては、指定の塗布剤を使用させるか、指定業者による塗布施術を受けてもらうなどの手当てを考えていきたい」と新たな“クリーム基準”を設けることを示唆。一方で「今回、入れ墨(タトゥー)についてのさまざまなご意見を頂いたが、現時点でJBCルールを変更することは考えていない」と明言した。

 今回の処分について井岡の所属事務所は「コメントは差し控えたい」としている。

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