ボクサーのタトゥー 簡単には容認できないが…厳罰にも処せぬもどかしさ

[ 2021年1月23日 05:30 ]

井岡タトゥー問題で厳重注意処分

2度目の防衛に成功した田中戦で、左腕のタトゥーが露出していたことが問題視されているWBO世界スーパーフライ級王者の井岡(右)
Photo By スポニチ

 【記者の目】JBCは井岡に対しての処分を厳重注意にとどめる一方、現時点でルール変更はしない方針を打ち出した。

 JBCルールの欠格事由には「入れ墨など観客に不快の念を与える風体の者」とあり、過去には皮膚移植やレーザーで入れ墨(タトゥー)を消してリングに立ったボクサーもいた。ただ、外科的な処置は選手の肉体への負担が大きい。競技人口が減少する中、入れ墨を理由にした出場禁止にメリットはない。双方が歩み寄り「入れ墨を隠せば出場を認める」というダブルスタンダードが定着した。

 世間的にはタトゥーを容認する声もあるが競技を統括する団体として青少年育成の使命も持つ。簡単に容認することはできないが、厳罰にも処せない。そのもどかしさが今回の微調整となった。(ボクシング担当・大内 辰祐)

続きを表示

「ボクシング」特集記事

「アントニオ猪木」特集記事

2021年1月23日のニュース