伊藤雅雪、無念の王座陥落 判定で敗れ2度目の防衛ならず

[ 2019年5月26日 13:24 ]

ヘリング(右)の左を浴びる伊藤(撮影・田中哲也通信員)
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 ボクシングのWBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦は25日(日本時間26日)、米フロリダ州キシミーのオセオラ・ヘリテージ・パークで行われ、王者・伊藤雅雪(28=横浜光)は同級9位ジャメル・ヘリング(33=米国)に判定0―3で敗れ、2度目の防衛はならなかった。

 サウスポーの長いリーチに苦しんだ。序盤からヘリングのの距離での戦いを強いられ、後半は接近戦に活路を求めたが、アマキャリア豊富なロンドン五輪米国代表に逃げ切られた。

 伊藤は昨年7月に日本人選手としては37年ぶりに米国で世界王座を獲得し、同12月に初防衛。今回は米大手プロモーター、トップランク社と契約してから初戦で、伊藤自身が「試練」と位置付けていた試合だった。

 この日は乳児突然死症候群のため、生後2カ月で亡くなったヘリングの娘の10歳の誕生日。米メディアはそれをクローズアップして報道。2児の父であり、11月に第3子が誕生予定の伊藤は「彼には戦う理由がある。でも、私にも戦う理由がある。この戦いに負ける訳にはいかない」と強い決意で臨んだが、無念の王座陥落。熱望していたビッグネームとの対戦も大きく遠のいた。

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