久保 6回TKO負け、2階級制覇ならず 引退危機乗り越え挑戦も無念

[ 2019年5月26日 23:45 ]

 6回、徐燦(右)のパンチを浴びる久保隼
Photo By 共同

 ボクシングのWBA世界フェザー級タイトルマッチ12回戦は26日、中国・江西省撫州市で行われ、挑戦者で同級10位の久保隼(29=真正)は王者・徐燦(25=中国)に6回TKOで敗れ、2階級制覇は果たせなかった。

 17年9月の初防衛戦でダニエル・ローマン(米国)に9回TKO負けしてWBAスーパーバンタム級王座から陥落。再起したものの、昨年10月のスパーリング中に右目にケガを負傷。「滑車神経麻痺」と診断された。物が上下にズレて二重に見えるようになり、日常生活にも支障が出た。「本音を言えば(引退を)考えた」。思い悩んでいた時期に漫画「ONE PIECE」を読み返し、「どんなことも受け入れて前に進んで行かないといけない」など前向きな言葉に心を奮い立たせた。

 今年3月、視界がズレた右目に合わせるために、左目を手術して成功。引退危機を乗り越えて再び世界戦の舞台に戻ってきたが、2つ目のベルトを手にすることはできなかった。

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