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武田光司に“世界の壁”…判定でプロ9戦目の初黒星「妥当な結果」

[ 2019年4月21日 17:38 ]

RIZIN.15   ●武田―ブラウン◯ ( 2019年4月21日    横浜アリーナ )

<RIZIN.15>1回、ブラウンの右ストレートに顔面をゆがめる武田(右)(撮影・会津 智海)
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 RIZIN初参戦の第9代DEEPライト級王者・武田光司(23=BRAVE)が71キロ契約5分×3Rでダミアン・ブラウン(34=オーストラリア)ラジル)に0―3で判定負け。プロ9戦目で初黒星を喫した。

 元軍人のブラウンに序盤から打撃戦で主導権を握られた。それでも2Rの立ち上がりに、右フックの流れからタックルでバックを取り、ペースをつかんだ。だが、3Rは多彩なパンチに変則的なキックを織り交ぜるブラウンを最後までつかまえることができなかった。

 アマチュアレスリングで高校5冠を達成。進学した大学を中退して宮田和幸のBRAVEに入門し、総合格闘技に転向すると、昨年10月、プロデビューから1年半でタイトルを獲得。初めて対戦した“世界基準”の選手に屈したが、「相手が強かったということ。負けて悔しいという気持ちはあるけど、妥当な結果。MMAを始めて2年ちょっと。もっと強くなれると思っている」と前を向いた。

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2019年4月21日のニュース