阪神・森下翔太「甲子園以外はホームランチャンス」好相性のヤクルト山野撃ちへ気負いなし

[ 2026年5月12日 05:15 ]

ヤクルト戦に向け東京へ向かう森下(撮影・中辻 颯太)    
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 首位決戦を前にしても、阪神・森下はいたって平常心だった。12日から始まる首位・ヤクルトとの2連戦。13日に先発予定でリーグ最多5勝を挙げる左腕・山野は難攻不落の相手だが、虎の背番号1は相性がいい。

 「みんながどう思ってるかは分からないですけど、自分はそこまで苦手意識というのはあるわけではない。本当にいつも通り、相手のピッチャーが来たらそこにアジャストしていくという感じ」

 難敵に対し、その言葉通りの結果を残している。入団1年目の23年から毎年安打を積み重ね、通算成績は打率・462(13打数6安打)、1本塁打、3打点。「コントロール(が良いの)と、真っすぐがやっぱり強い。相当、(山野も)手応えを感じた中で組み立てている」。変貌を遂げた今年の変化を打席内で感じていたが、結果を出した。前回対戦の4月29日は前日に左足親指に自打球を当て途中交代。相当な痛みが残る中で、6回の3打席目に中前打を放っている。

 高橋と山野の投手戦が予想される注目度の高い一戦は、この男にとって、もってこいだろう。目下、打率・314(140打数44安打)、9本塁打はリーグ2位。折り紙付きの勝負強さも兼ね備える森下に好機で打席を回すことができれば、おのずと猛虎に得点は生まれそうだ。加えて今年もシーズン序盤から山野に苦手意識を植え付けることができる。

 「甲子園以外の球場はどこでもホームランチャンス。甲子園だけちょっと風とかもあって難しいですけど、それ以外だったらどこでも可能性がある」

 9日DeNA戦では捉えた左中間への打球が風に押し戻されてフェンス直撃の二塁打となった。二塁ベース上で首をかしげても、アーチの出やすい神宮の杜ならその心配はいらない。佐藤輝と本塁打は1本差。この2連戦で、キングの座に返り咲くイメージはできている。(石崎 祥平)

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