新婚の中村橋之助「祖父に恥じない成駒屋に」と心機一転 父・中村芝翫は祝福「娘ができたのがうれしい」

[ 2026年5月8日 12:57 ]

<「仮名手本忠臣蔵」取材会>「仮名手本忠臣蔵」をPRする中村橋之助(左)と中村芝翫(撮影・島崎忠彦)
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 歌舞伎俳優の中村橋之助(30)が8日、都内で国立劇場開製作の「6月歌舞伎鑑賞教室」(6月5日初日、東京・サンパール荒川)の取材会を行った。

 今年は「仮名手本忠臣蔵」が上演される。橋之助は今回が初役となる早野勘平と原郷右衛門を父の中村芝翫(60)とダブルキャストで勤める。「勘平を演じるのはずっと夢だった。子供の頃からやりたいと、見ていたお役」と大役を演じる喜びを口にした。今回は中村勘九郎(44)に役を教わり舞台に上がる。

 橋之助は、今春に元乃木坂46の能條愛未と結婚したばかり。橋之助は「今月末に披露宴が控えている。披露宴直後の歌舞伎公演となっている」と明かした。くしくも演じる勘平は既婚者で現在の境遇と重なる部分もある。「五、六段目の早野勘平は岳母おかやとの関係性が大切になってくる役だと思っている。父からも“結婚して愛未ちゃんのお母さんというのが、芝居をしている上で助けになるぞ”と言われている。自分に自身の境遇や年齢と重ねながらやれるのはうれしい」と心境の変化を明かした。

 会見には芝翫も一緒に出席。「お互いにライバル視しながらやりたい。6月はめでたい結婚の後なので、幸せオーラを感じながら、勤めたい」と息子に対抗心を燃やした。

 義理の娘となった能條については高く評価。「娘ができたのがうれしくて。今まで国生(橋之助の本名)、宗生(中村福之助)、宜生(よしお・中村歌之助)だとか、汗くさいやつらと付き合っていたのが、あんな良いお嬢様が嫁に来てくれるなんて、ありがたいこと。とにかく明るくて面白い。人に紹介するのが何よりの楽しみ」とほおを緩めた。

 芝翫の同級生には乃木坂46のファンが多くいるといい「いつ嫁に会わせてくれるんだというような連絡が多くございます」と照れた。

 橋之助についても「30という良い時期に、良いお嫁さんをもらって、役者として充実している時。良い時に結婚したと思う」と期待を寄せた。

 父からメッセージを送られた橋之助は「(愛未は)福之助、歌之助とも打ち解けて、少しずつ家族になってきたことを実感しています。これからは父の手を離れて僕が役者としてきちんとしていかないといけない。成駒屋の長男として、祖父(七代目中村芝翫さん)がきちっと守った成駒屋を僕の代でもきちっとさせたい。祖父に恥ずかしくないような成駒屋にしていくのも僕の使命だと思っている」と気を引き締めた。

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