盛岡大付のエース左腕・須藤悠真が快投 10季ぶり甲子園目指す夏へ「もう一度強いモリフを取り戻したい」

[ 2026年4月28日 18:14 ]

春季高校野球岩手県大会盛岡地区代表決定戦   盛岡大付 9―0 盛岡三 ( 2026年4月28日    雫石 )

快投を見せた須藤(撮影・柳内 遼平)
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 春季高校野球岩手県大会の盛岡地区代表決定戦が行われ、春夏合わせて16度の甲子園出場を誇る盛岡大付が9―0で盛岡三に8回コールド勝ちし、県大会進出を決めた。

 エース左腕・須藤悠真投手(3年)は先発し、7回を1安打無失点6三振と快投した。

 今春の公式戦初登板で進化を示した。力強く踏み込んだ右足にスムーズに体重が移り、しなやかに腕が振られる。威力を増した直球が面白いように決まり、7回途中まで無安打投球を続け「先に追い込めたところがよかった。今年から真っすぐで三振が取れるようになった。ボールのキレが増したと思います」と充実の表情を浮かべた。
 
 昨秋まではスライダー、チェンジアップなどでバットの芯を外す技巧派タイプだったが、冬の練習期間は「上半身と下半身の連動」をテーマに掲げ、直球の威力アップを目指した。スクワットを中心に下半身を鍛え、元ソフトバンク・和田毅氏の投球動画を参考にフォーム修正に取り組んだ。冬練習の成果を披露する最初の公式戦登板で好投し「この春は自分の真っすぐがどれだけ通用するか確かめたい」と頼もしかった。

 地元の盛岡市出身。見前中では軟式野球部に所属し、岩手県選抜に選出された実力の持ち主は「花巻東を倒したい」と盛岡大付への進学を決めた。春夏合わせて16度の甲子園出場を誇るが、21年夏を最後に聖地から遠ざかり、直近は花巻東が24年夏から4季連続で甲子園に出場している。

 「花巻東一強」を打破すべく進化したエースは「もう一度、強い盛岡大付を取り戻したい。花巻東に勝って力を証明したい」。覚悟が言葉の語気を強くした。(柳内 遼平)

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