巨人・田中将大 野茂に並ぶ日米通算201勝目「一つ一つ積み上げていって、後に振り返っていければ」

[ 2026年4月2日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人6―5中日 ( 2026年4月1日    バンテリンD )

<中・巨)>巨人先発の田中将(撮影・光山 貴大)
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 プロ20年目のスタートで偉大なパイオニアに肩を並べた。巨人・田中将大は5回2/3を6安打2失点と粘り、今季初登板を勝利で飾った。メジャーへの道を切り開いた野茂英雄氏に並ぶ日米通算201勝目。「一つ一つ積み上げていって、後に振り返っていければいいかなっていう感じですかね」と感慨に浸った。

 丁寧に低めに投げて99キロのカーブも駆使。走者を背負っても直球、変化球ともコーナーに制球し続けてしのいだ。6回2死から2点目を失い、なおも二、三塁で降板。ベンチでは祈るように見守る場面もあり、最後は笑顔で勝利の輪に加わった。

 田中少年もあのトルネード投法に憧れた。野茂氏が海を渡った95年は小学1年生。小学生時代は捕手でも「ずっとピッチャーをやりたかった。ピッチャーになりきって壁当てをやっていました」という。遊びの中で「トルネードをやった記憶はあります」と振り返る。

 今と違ってMLB中継はほとんどなく、スポーツニュースを見ることも楽しみの一つ。「速いボールもありましたけど、やっぱりフォークボール」。少年時代に目を輝かせた同じ落ちる変化球も磨き上げ、同じ勝ち星を積み重ねた。

 チームの生まれ変わりを目指す今季の開幕ローテーションは新加入組が多くを占め、昨季も在籍していたのは田中将しかいない。関係者に「力がたまるような感じがする」と明かしたワインドアップも自らのものとし、オープン戦は3試合で防御率0・00。自らの手でつかんだ場所だ。

 移籍1年目の昨季も初登板を白星で滑り出しながら3勝止まり。「当然、投げる日は全部勝つつもりで投げてます。いい投球をしていけばそういう数字になっていくだろうし、おのずと貯金はできると思う」。今年の田中将はひと味違う。(村井 樹)

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