ロッテ・ドラ2毛利 5回零封でもう勝利!球団76年ぶり新人開幕白星「緊張しすぎて覚えていない」

[ 2026年3月28日 05:30 ]

パ・リーグ   ロッテ3―1西武 ( 2026年3月27日    ZOZOマリン )

<ロ・西>ウイニングボールを2人でつかむサブロー監督(左)と毛利(撮影・木村 揚輔)
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 ロッテのドラフト2位・毛利海大投手(22)が27日の西武との開幕戦で5回無失点に抑えてプロ初勝利を挙げた。球団76年ぶり2人目の新人開幕投手の大役に応える好投。抜てきしたサブロー監督(49)に初陣白星を贈った。巨人・竹丸とともに同一年に新人2人が開幕投手を務めるのは74年ぶり3度目。そろって白星で飾った。

 毛利は初陣白星を贈ったサブロー監督と2人でウイニングボールを持ち、ハートの形をつくった。試合前右翼席に掲出された15×75メートルのビッグフラッグに記された「ONE HEART MARINES」をまさに体現するシーンだ。球団新人では毎日時代の50年榎原好以来の開幕投手&白星。「めちゃくちゃ緊張した。緊張しすぎて、覚えていない」。5回無失点で大役に応えた。

 開幕前日の26日は4年間、汗を流した明大の卒業式に出席せず開幕のマウンドに集中。プロとして野球で生きる覚悟の表れにも映る。プロ入り後は福岡大大濠の1学年先輩に当たるオリックス・山下から先発投手で戦う心得を教わった。同じ左腕で昨年まで3年連続で開幕投手を務めた小島からは「開幕戦にしても初登板にしても緊張はするだろうから、同時に一気にできていいんじゃない」と助言され、「どうせ緊張する中で投げるので“緊張を楽しむ”くらいのイメージでやっていこう」と気持ちの整理ができた。

 実家の福岡から観戦に訪れた両親の前で殊勲のお立ち台に上がり「最高です。たくさんの応援があって、今日のピッチングができた。本当にありがとうございます」と初々しくあいさつ。サブロー監督は「僕が一番ドキドキしていた。やっぱり強心臓の持ち主ですね」と絶賛し、記念の1勝目の勝利球を「うちのエースとしてやっていってくれるために」と譲った。

 球団史に名を刻んだ力投。くしくも76年前はリーグ優勝の年だ。昨季最下位からの逆襲へ吉兆も呼び「若い選手が多い。その中で中心選手になれるように。新人だけど、ずっとローテーションを回れるようになりたい」と力強かった。(大内 辰祐)

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